コスタリカいろいろ歴史・気候・地形・産物・習慣・食べ物・交通・スポーツ・通貨・教育・言葉
歴史
1821年 スペインより独立。これを記念して9月15日を独立記念日と定める。 1848年 国旗国章の制定。コスタリカ共和国の正式宣言。
1949年 憲法改正により軍隊廃止。
1983年 中立宣言
1987年 オスカル・アリアス大統領ノーベル平和賞受賞
1989年 GATTへ加入
1996年 橋本龍太郎内閣総理大臣が中南米訪問の際コスタリカへ立ち寄る
気候
この国は北緯10度に位置するので、低地のカリブ海側や太平洋側の低地は年平均気温25度の熱帯です。高地の首都サンホセ市を中心とする中央盆地は、日本の春秋と似て大変過ごしやすく、年平均20度で年間の気温が一定しています。

土地の高低や風の向きによっても気候が異なります。風がカリブ海側から吹く5〜11月は雨季(冬)、北米大陸から吹いてくる12月〜4月までは乾季(夏)となります。雨季といっても、午前中は晴れて2〜3時間の夕立があり、夕方には晴れます。

地形
南北アメリカ大陸を結ぶ帯のように狭い陸地に位置し、北緯10度(日本の最南端は北緯約20度)が中央を走っています。北は約300kmの国境線でパナマと接しています。東はカリブ海に面し、単調な海岸線の総延長212km、西は太平洋と面し半島や湾があり、海岸の総延長1016kmとなっています。

国土の約半分は海抜500m以上の高地で、太平洋よりの北西から南北に向かって走る1000m以上のグアナカステ火山脈、ティララン火山脈と続き、東西に走る中央火山脈に連なっています。中央火山脈には、日本人学校から真北に見えるバルバ(2906m)、東側に活火山のイラス(3432m)、西側に活火山のポアス(2704m)が並んでいます。

中央火山脈の南にある中央盆地は、海抜900〜1500mのゆるやかに起伏している地形です。中央盆地は、あらゆる意味でコスタリカの中心で、全人口の60%強の人々が生活しています。首都のサンホセ県の他に、カルタゴ県、エレディア県、アラフエラ県、グアナカステ県、プンタレナス県、リモン県(計7つ)があります。中央盆地からパナマに向かって、タラマンカ山脈(国内最高峰チリポ3820m)があります。

産物
コスタリカの主な産物は、コーヒー、バナナです。海岸沿いの温暖な地域ではバナナ農園が広がっています。

1日の気温差の激しい地域では、コーヒーの栽培が盛んです。

 また、日本で一躍有名になった「幸福の木」も、コスタリカで多く育てられています。

習慣
年間を通じて気温の変化が少ないため、日本のように衣替えの習慣はありません。

大きなお祭りなどがあると、民族衣装である「カンペシーナ」という服を着る人もいます。色鮮やかで、美しい服です。

人々は、全体的に明るくのんびりしています。欧米社会でもそうであるように、「レディーファースト」の精神があります。

家族の絆は強く、親や兄弟をとても大切にします。自分の家族の事を誉めることはあってもけなすことはあまり好みません。また、日本でいえば「美徳」とされる事の多い「けんそん」は、ほとんどありません。

食べ物
一般の家での常食は、米・パン・フリホーレス(小豆に似た豆)・トウモロコシなどと、牛肉・鶏肉です。

代表的な家庭料理
アロス・コン・ポージョ コメを油で炒めてから水で炊き、炒めた鶏肉と野菜の混ぜご飯にしたもの。
フリホーレス アズキに似た豆を長時間煮て、つぶして塩味にしたもの。日本の塩あんこのようです。
トルティージャ トウモロコシの粉を練って、直径10cm厚さ2mmほどに丸く焼いた物で、いろいろな料理をはさんで食べます。
オジャ・デ・カルネ 牛肉とユカイモ、プラタノ、ジャガイモ、トウモロコシなどの多くの野菜が入ったスープです。
ガジョピント フリホーレスとごはんを一緒に混ぜて炒めた物。一見日本の赤飯のようで塩味です。
ピカディージョ ジャガイモ、インゲン、チャジョウテ(ハヤトウリ)などの野菜1種類を細かく刻み、挽肉と一緒に煮込んだ物です。
タマーレス 日本のちまきのように、コメや肉などをバナナの葉で包んだ物です。クリスマスなどのお祝いのごちそうとして作ります。

飲み物では、フレッシュジュースやコーヒーがよく飲まれます。お酒には、サトウキビから作られた蒸留酒「カシーケ」というものがあります。日本の焼酎のような感じです。

交通
太平洋側とカリブ海側をつなぐ鉄道網がありましたが、大きな地震による線路の被害と乗客数の減少によって運休状態になりました。しかし、2005年9月よりエネルギー対策と渋滞緩和の為にサンホセ市内で再開されました。

街中には、多くの自動車が走っています。日本車も多いです。道路は、右側通行、車は左ハンドルです。信号機のない道路を横断する人々の姿をよく見かけます。これは、高速道路上でも同じです。交差点の替わりに、「ロトンダ」というものがあります。左回りにぐるぐるロトンダのまわりを回りながら、自分の進みたい方の道へ抜けていきます。内側の車線が優先です。

バス、タクシーも多く走っています。バスは路線によって金額が決まっていますが、一律料金で30〜50円程度です。タクシーは赤い色です。

ファン・サンタマリア国際空港は、コスタリカの空の玄関です。

スポーツ
国民に人気があるのは、何と言ってもサッカーです。昨年のワールドカップにも出場しました。一部リーグには、合計12のチームがあります。人気のあるチームが戦う時には、街中で大きな旗を売っています。車から、その旗をなびかせ、クラクションを鳴らしながら走っている車も多いです。

アトランタオリンピックの時、女子200m自由形で、クラウディア・ポールという選手が金メダルをとりました。

通貨
通貨の単位は¢(コロン)です。

硬貨は、5¢、10¢、20¢、25¢、50¢、100¢、500¢の7種類があります。 紙幣は1,000¢、2,000¢、5,000¢、10,000¢の5種類がでまわっています。

現在1ドル=520コロン程度です。(2006年9月現在)
近年、インフレ率が高く、ドルに対してコロンの価値がどんどん落ちています。

教育
公立の幼稚園(キンデル)と6年間の小学校(エスクエラ)と5年間の中学高校(コレヒオ)は無料です。私立学校は、もちろん有料です。大学は、国立・私立共に有料です。

義務教育は9年間で、日本と同じです。

国家予算の3分の1を教育に充てる力の入れようですが、公立学校の施設がまだ不足しているため、午前・午後の2部制をとっている学校も多くあります。

教科書は日本のように一人一人に配布されるのではなく、購入しなくてはなりません。先生ごとに違う教材を使っていますので、兄弟でおさがりを使うこともできません。

小学校や中学高校には制服があります。

言葉
コスタリカの公用語はスペイン語です。

中南米でも多く使われているスペイン語ですが、国によって同じ言葉でも意味が違ったり、使わない表現があったりといろいろです。

ホテルなどでは英語も通じるところがあります。

その他
コスタリカは、今は観光に力を入れている国です。折からのエコツーリズムブームで、自然体験を求めた多くの観光客がコスタリカを訪れています。中でも、ウミガメの産卵では有名です。

年に1度、1週間ほど、数百頭のウミガメが産卵のために海岸に上がってくる「アリバダ」というのがあります。9月から11月にかけての、下弦の月の日に、それが起こります。


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